レポート

2008.09.05 GAME CONVENTION 2008 出張者座談会 Round-Table Talk
皆さん、こんにちは。
アクセスゲームズ ディレクター の富田です。

今年もやってまいりましたこの季節。暑い夏、ゲームの夏、そして...
『GAMES CONVENTION 2008』開催の夏!

GAMES CONVENTION 2008(以下GC2008)とは、ドイツのライプツィヒで行われるゲームショーで、
世界最大規模とも言われるスケールで、来場者数20万人前後を見込んでいる巨大イベントです。

去年の「TEAM SWERY」のGCレポートから1年。世界のゲーム市場の目まぐるしい変化を肌で感じるため、
今年もスペシャルチームを結成し、視察に行ってまいりました。

今回は私を含む、視察メンバー3人による感想を座談会形式でレポートさせていただきます。
どうぞ皆様、御ゆるりとお楽しみください。


PM19:30 アクセスゲームズ 第一会議室

戦場の狼犬 ディレクター富田 / 以下富田
 --只今より、ドイツGC2008視察のデブリーフィングを行う。
山猫は嫌いじゃない 背景デザイナーK.8 / 以下K.8
 --Ja!(ヤー:了解!)
裸で銃を持つ男 プランナーS.101 / 以下S.101
 --Ja wohl!(ヤー・ボール:了解しました!)
富田
 --ははは。まだみんなドイツ色に染まってるね。
K.8
 --それほど印象に残った視察だった と言うことですね。
S.101
 --いやぁ、僕なんて海外自体初めてだったので、貴重な経験をさせてもらいましたよ。
富田
 --それじゃドイツでの体験談や感想を存分に語ろうか!


PM19:51 アクセスゲームズ 第一会議室

S.101
 --去年のメンバーから話は聞いてましたけど、ホンマ遠かった...そしてスケールが大きかった...。
富田
 --そうだね。現地まで乗り継ぎ込みで13時間。僕は機内であまり寝れなかったし、
 時差ボケもきつかったよ。
K.8
 --私はあの会場の大きさにビックリしましたわぁ。なにせ会場が5つのホールから形成されていて、
 その一つのホールの大きさがドーム球場くらいやからね。
富田
 --その会場全てが、世界各国からの出展ブースと訪れた人で埋まっているのだから、欧州でのゲーム人気は
 ますます高まっているね。
S.101
 --各ブースへの力の入れ様もすごいものでしたよ。ユーザーを楽しませたり、ソフトアピールのために
 色々工夫がされていてユニークな造りでした。
K.8
 --そうそう、レーシングカーのコックピットが再現されていたり、ブースの中がジャングルのように
 デザインされていたり、綺麗なオネーさんがいたり!
S.101
 --K.8さん、オネーさんの写真撮りまくりやったじゃないですかw
K.8
 --確かにオネーさんの写真も撮ったけどな、これは皆に会場の雰囲気を伝えるための貴重な資料やねん。
 それに私には愛する妻が帰りを待っていてくれてだなっ!視察の間どれだけ寂しかったか...うぅ。
S.101
 --冗談ですよ。冗談!ただのパーティージョークっすよ~。
富田
 --K.8君のノロケ話は語りだすと長いから置いとくとして。話を先に進めようか。
K.8
 --メソメソ......。


駅から会場への道もすごい人の数

続々やってくるよ

会場内はもっとすごい!

富田
 --さて、会場内にはファンが飛びつきそうなプレイアブル出展が多かったけど、
 皆はどういうところ行ってみた?
K.8
 --私は体感系ゲームを色々プレイしてみましたよ。釣りとかスポーツとか!
 ドイツの子供と一緒にリズムゲームをした時は楽しかったな~。無邪気に遊んでいる子供はかわいいねん。
S.101
 --熱狂的なユーザーも多かったけど、カップルや家族連れで来ているユーザーも多かったですよね。
 特に体感系の音ゲーやクイズやスポーツにはライトユーザーに人気がありましたよ。
富田
 --世界観もうまくデフォルメされてたり、スタイリッシュになってたり。モーションもオーバーアクション気味で
 見てるだけでも楽しくなってきちゃうね。
S.101
 --僕はPCゲーム中心でしたね。欧米で人気のあるRPGやFPSやレーシングゲームなんかをやってましたよ。
 いやぁ、出展タイトルの前作をプレイしていたって事もあって、一般のコアゲーマーと白熱したバトルを
 繰り広げて、プレイ後は「You are good player!」って言いながらガッチリ握手したりとか。
 スタッフの方に前作やってましたと伝えると喜んでもらえて、お互い自己紹介したりとかしてました。
富田
 --S.101君も色々やってるねぇ。
 あれ?英語とかドイツ語って話せてたっけ?
S.101
 --勢いとノリの「ぼでぃ~らんげぇ~じ」ってやつですわw
K.8
 --なんや、ほとんど理解していないんじゃないか。ちょっとだけ見直したのに。
富田
 --でも、海外のオンラインPCゲームとかやってると、プレイ中に簡略された英語とか使うから、
 言葉自体は分からなくてもお互いに簡単な意思疎通できるよね。
S.101
 --そうそう、何とかなるもんですよ!
K.8
 --富田さんはどういったところ回ったんですか?
富田
 --そうだねぇ、全体を把握しておきたかったんであちこと歩き回ったんだけど、コンシューマの
 アクション系ゲームが印象に残ったね。

 キャラや背景のリアルな作り込みや空気感の表現も年々向上しているし、なんと言っても動きが自然なんだよ。
 主人公の動きはもちろんのこと、その行動によって連動する周りのキャラだとかオブジェクトとか...
 日々の技術進歩とクリエイターの努力の賜物だねぇ。
S.101
 --何か、そのうち現実なのかゲームなのか分からなくなりそうですね...。
富田
 --いやいや、ゲームはゲームとして作らなければプレイしていても見ているだけで楽しさが伝わりにくいから、
 視覚的にリアルを追求していっても、ゲームとしての楽しませ方を見失ってはだめだと思うなぁ。
 その辺りはプランナーの腕の見せ所だよ!
S.101
 --なるほど、頑張るっすよ!
K.8
 --えぇ話や~ウルウル。


何か見覚えのある浮遊物だなぁ

趣向を凝らしたブースが一杯

皆でレースだ!

今日からミュージシャン♪

丁寧に教えてくれます

お父さんと一緒

富田
 --今回のGC2008では、様々なイベントがあったね。
 まずなんといっても【新型PSPとPS3関連】の発表でしょう。
K.8
 --あの瞬間、会場がどよめいてたなぁ。報道関係者のフラッシュが一斉に光るのよ。
 他にもコントローラー装着型のキーパッドとか新作タイトルとか、大画面モニターに紹介されるたびに
 歓声が上がってたわ。
S.101
 --僕もカメラを持つ手がプルプルして、撮影どころじゃなかったですよ!
 三脚をホテルに忘れてた自分が悪いのですが(汗)
富田
 --他のブースでも、新作のPV初公開だったり、サプライズタイトルのプレイアブル出展があったり、
 そりゃ会場に熱気がこもるのも無理はないね。一般公開日にはブースを一周するほどの
 行列も見られたしなぁ...

 今回の視察は・・・

『ゲームショーのビックリ箱やーーー!』


K.8&S.101
 --......ですよねぇ~。
K.8
 --富田さんはマジメなんですから、無理して笑いとらなくてもエエですよ。
富田
 --...はい。
 一生懸命考えたトッテオキだったのになぁ...ボソボソ。


詰め掛けた各国の報道陣

ユーザーに突撃インタビュー

こちらのイベントもすごい盛り上がりだ!

PM20:46 アクセスゲームズ 第一会議室

S.101

 --さてさて、ドイツの街並みや博物館も視察しましたがいかがでした?
 会場のあるライプツィヒとドレスデン、そして宿泊地であるハレの都市と軍事博物館を回ったわけですが。
K.8
 --中世ヨーロッパにタイムスリップしたような街並みやったね。
 教会とかオペラハウスとか、緑とうまく調和されて雰囲気があって何か落ち着くのよ。
S.101
 --資料性の高い建物ばかりでしたね。ここでも写真を取り捲ってたようですが?
K.8
 --ふふふっ。テクスチャー素材として活用できそうなものばかりで、カメラを持つ手にも
 力が入ってしまったのだよ。
S.101
 --綺麗な石畳が敷かれていて、どこを見ても素敵な街並みですよね。
 オープンカフェにワインで乾杯している老夫婦の姿があったり。
K.8
 --将来はああいう2人になりたい、って自然に思える街並やね~。
富田
 --今でこそ、和やかでゆったりした時間が流れている街だけど、
 この辺りは、大戦で 一度全部崩れて しまったんだってね。
 「当時の面影を再現しよう!」っていう地元の人々の熱意があって、
 今のこの街並みに復興できたそうだよ。
S.101
 --なるほど~、一度失われても、また取り戻そうとした人々の思い。
 そんなにも大切にされている街だからこそ、観光客も多いんですね!
K.8
 --そんな情緒ある街のカフェでティーブレイクしている私。ん~、Lecker!(レカー:おいしい!)
S.101
 --K.8さん、「写真とってもいいですか?」とか毎日話しながら歩いていたのでドイツ語スキル上がってますね。
K.8
 --Vielen Dank.(フィーレン ダンク:ありがとう)
富田
 --カフェでの休憩で食べたものは美味しかったけど、量がすごかったねぇ。
 僕が頼んだティラミスなんて、日本の数倍の大きさだったよ。
K.8
 --富田さんが頼んだティラミスを見て、旅行中の外国の方が「オゥ、ティラミスー!」って言いながら
 向こうで注文してましたわ。
富田
 --そうそう(笑)
 僕なんて半分も食べないうちにお腹一杯になったけど、あの方は三口ぐらいで完食してたね。
S.101
 --そんなこともあろうかと思って僕はカプチーノだけを頼んだのですが...
 まさか...顔が隠れるくらいのコップに入ってくるなんて思ってもみませんでした。
K.8
 --ドイツ人は心も体も大きいんやね!

ライプツィヒの街並み

芝生で寝転がって気持ちよさそう

聖母教会

上からの眺めは最高だ!

夜になると一味違いますね

ボリューム満点のティラミス


ドレスデンの街並み

ツインガー宮殿の中庭

庭には噴水があって涼しげです
 

富田
 --軍事博物館の視察も良かったよ!
 なかなか本やネットでは得ることの出来ない写真や資料が手に入ったし、
 実際に自分の目で見る事ができたのが収穫だよ。
S.101
 --富田さん、博物館の視察を楽しみにしてましたからね。さすがミリタリーマニア。
富田
 --もうね、ワクワクして前日もなかなか寝付けなかったぐらいでね。
 当時稼動していた車両や航空機、銃器類。日本ではまずお目にかかれない代物ばかり!
 「あ、コレはアノ映画に出ていた○○だ!」とか一杯あったもんね。
K.8
 --当時の写真とかも結構あって、色々参考に...
富田
 --そう!服装とかさ、装備品の身につけ方とか!
 そうなんだって思う事が多々あった!あの時代の装備は今みたいに軽量化されていなくて、重装備になると
 数十キロにもなったしね!
S.101
 --ハハ。富田さん興奮しす...
富田
 --あの興奮がまた甦って来たよ!戦車も間近で見るとメッチャ大きくてさ!
 触ってみたらコンコンって言うんだよ!ゴンゴンでもガンガンでもなく、コンコンなんだよぉぉ!
K.8
 --まぁまぁ、落ち着いてください。セリフ食い気味じゃないですか。
富田
 --ハァハァ...。そうだね。そろそろ落ち着こう。


改装中の軍事博物館

飛行機だー!

戦車デカッ!!

PM21:18 アクセスゲームズ 第一会議室

富田

 --おっと、話に花が咲いてしまったようだね。もう21時じゃないか。
 そろそろ〆にしようか~。
K.8
 --そうですよ。私は早く帰らないと妻が心配します!
富田
 --はいはい。
 では最後のお題「GC2008視察の感想を一言で!」これでいこう。
 んじゃ、順番にどうぞ。
S.101
 -- 「ソーセージがうまかった!」
K.8
 -- 「キャビアがうまかった!」
富田
 -- 「ビールがうまかった!」
富田&K.8&S.101
 --......。
富田
 --去年と同じ食い物オチじゃないか...。しかもK.8君のキャビアって、
 あの小瓶で1.75ユーロ(約300円)のでしょ...。塩っ気ありすぎて辛かっただけじゃないか。
K.8
 --本当に美味しかったんやってっ!
S.101
 --...微妙でしたよ。
K.8
 --おいしかったのになぁ。パンにぬったりチーズでまいてみたり...。
富田
 --以上、『GAMES CONVENTION 2008』視察レポートでした!
 Vielen Dank. Ich habe meinen Aufenthalt sehr genossen.


これがドイツ料理

エルベ川沿いのレストラン

今日は気分を変えてイタリアンです

Vielen Dank. Ich habe meinen Aufenthalt sehr genossen.
(フィーレン ダンク イッヒ ハーベ マイネン アウフエントハルト ゼーア ゲノッセン)
ありがとう。とても楽しく過ごせました。

2008年9月某日