レポート

2010.07.02 Electronic Entertainment Expo 2010
皆さん、こんにちは!
アクセスゲームズでは昨年に引き続き、6月15日~6月17日(以下全ての時間表記は現地時間)に開催された
Electronic Entertainment Expo 2010(以下E3)へ視察出張を行いました。
今年は私、デザイナーY.Aが、海外ゲームショウは初心者マークながらレポートさせていただきます!

世界最大規模のゲームショウと言われたE3、規模を縮小した2007年以降、昨年はほどほどの
復活を遂げましたが、今年はどうでしょうか?
また、ワールドワイドでのゲーム産業の最新事情を体験するとともに、世界最大市場である
北米の嗜好を調査してきました。

会場は、昨年と同じロサンゼルスコンベンションセンター。
例年通り、巨大なゲーム広告の数々が出迎えてくれます。

やってきましたE3会場いざ出陣!

 

早速認証を済ませてパスを貰いましょう。

やや薄暗いホール入口から一歩ホールに足を踏み入れると...

「うおっ、まぶしっ!」

目には蛍光色の青い光が、耳にはいろいろなゲームの音楽が入り混じった重低音が入ってきました。
昨年は全盛期の50%程度まで復活したと言われていたE3ですが、同行した先輩方からは
「今年は完全復活じゃないの?」という話もちらほら、その巨大なお祭り感に一瞬呆けてしまいましたが、
「ここでビギナーだと気取られるわけにはいかねぇーゼ!」とばかりに会場に踏み込みました。

展示ホールの第一歩目は、巨大すぎる液晶モニターの大迫力映像が目に飛び 込んできました。

試遊台は人の海!
どの台に並ぶか見極めも必要。

並んでいる人にも見えるように上方にも モニターが設置されています。

それでは、今回のE3で「是非とも触らなければならぬ」と思っていた3つのアイテムについて
レポートしたいと思います!



その1 ニンテンドー3DS

まずは、「ニンテンドー3DS」、云わずと知れたDSシリーズの新型です!
今回の目玉中の目玉ということもあり、凄まじい行列ができていました!

プレイスペースまで、蛇行した長蛇の列
自分はまだ並び始めたところです(泣

まだだ、まだ(行列は)終わらんよ。

プレイするまでに1時間近く並びましたが、列は新作の試遊台が並んでいる通りを移動するので、
並びながら試遊されている様を視聴することができ、また途中には、3DSの展示コーナーがあったり、
3DSガールズ(お腹に3DSをくくりつけたお姉さん)が来て、一足先に3DSに触れさせてもらったり、
ブースを満喫しながら待てます。長時間並ぶことも考えたブースの配置に感服です。

こんな感じでケース内に展示されてました。

正面を激写!

パッケージやロムの大きさは従来のDSのものと同じ大きさのようです。

後姿も激写!
ロムの差し込み口はこんな感じです。

そして、いよいよプレイブースになだれ込みます!
プレイブースには大量の3DSが並び、1台ごとにコンパニオンのお姉さんがついて説明してくれます。

ついにプレイブースに到着!

プレイまであと少し!

さて、いよいよ初体験の時!
わずかな緊張と期待を抱きながら、空いているコンパニオン・・・いや3DSに突撃しました!


「こ、これがそうなのか? 大きさはDSと同じぐらいだなぁ、なるほど・・・」
 

「おぉ!!!!!キャ、キャラクターが、う、浮き出ている!」


「まるで、手のひらサイズのフィギュアが液晶画面から飛び出てきたみたいだ!!!」


「・・・!・・・!?・・・!!!!!」


「ふぅ・・・(満ち足りた表情)」

じっくりたっぷりと堪能した感想としては、「メガネの必要なく、完全に3Dになっている!!」でした。
特に"奥行き感"が強く出ており、手前のモデルと奥のモデルの間の距離感がよくわかります!
また、各社ともに"飛び出し感"にも特に注意されており、今までのゲーム以上に画面手前に
飛び出すような試み(まだ実験中と思われる)が良い意味で過剰に演出されてました。

それから、既に発表済みですが、3Dの度合いを調節するスライドが画面横に付いており、
実際にスライドを動かしてみると、徐々に立体感が薄まり、いつものゲーム画面になっていきます。
従来の画面でゲームをプレイしたいという方も、この機能で十分な対応ができます。

3Dの度合いは上記スライドでいつでも調整可能!

個人的には、DSよりもよりスタイリッシュに作られた本体という印象。
早く製品版で遊んでみたいと、久しぶりにワクワクさせられました。



その2 PlayStation Move

次に「PlayStation Move」
Moveのプレイブースは専用の個室が複数用意されており、大型テレビと白いソファーの置かれた
リビングライクなリラックス空間で体験してもらおうという目的ではないかと思います。

広めのスペースでMoveを体感。

中はこんな感じです。

先端の球体が柔らかい光を放ちます。

モーションコントローラのサイズはこのくらい握りやすく設計されていてフィットします。

ブースはガラス張りになっており、ブース自体がをひとつのショーケースとしての役割も果たしていて、
プレイしているところを通り行く人にも見てもらおうという意図が感じられました。

また、3D眼鏡をかけながら、Moveを動かしているゲームがあったことに目を惹かれました。
Move対応ソフトとして、すでに発表されていた某ペットゲームのようで、モーションコントローラに
反応して画面内を動くペットが、立体視3Dを使うことでよりリアルに見えます。
リアルさの追求という点で、立体視3DとMoveの相性の良さを感じました。

試遊できるゲームは、アクションゲーム、スポーツゲーム、パーティーゲームが多く、
ターゲットとしている客層が伺えました。



その3 Kinect

最後は、Xbox360の「Kinect」です。
本体と接続したカメラがプレイヤーを認識し、プレイヤーが手足を動かすことでゲームを操作します。
まったくコントローラーを持たないことが大きな特徴です。

Kinectの何も持たずにプレイするスタイルは見る側にも新鮮で、プレイしている人は画面に対して
右へ左へと激しく動き、かなり盛り上がってプレイしていました。
特に全身を使ってプレイすることが可能なため、ダンスゲームやスポーツゲームなど体を動かすことを
主体とした体感ゲームをより本格的なものにできそうな期待感が持てました。

「Kinect」のプレイスペースもガラス張りでした。

フィットネスゲームにもマッチ!

みんなでダンス!カメラ認識によって複数 で一緒に遊べるというのも特徴の1つ

Y.A自ら体験中!腰が入っておらぬ...

以上3つのアイテムのレポートでした。
いずれも、今までの家庭用ゲーム機以上の遊びを試みているハードとなり、
復活を遂げたE3という舞台を飾るに相応しい内容だったと思います。
これらに実際に触れることのできた体験は非常に貴重なものなりました。
この体験を正しく伝える語り部となるのが私の使命でしょう。



さて、次はE3会場全体を回ってみてのレポートになります。

前述したように、復活を遂げたE3。
各メーカーのブースは昨年以上に力強く特色を出していたようです。
「うちのゲームをやれぇぇぇぇぇ!!」とばかりに多くの試遊台をそこかしこにちりばめ、
まさしく試遊台ラッシュ!というようなブースもあれば、特設ステージ上でパフォーマンスをしたり、
さながら映画館のような大スクリーンでデモを流しショーアップを重視しているブースもありました。
ブース全体がテーマパーク的セットになっているメーカーもあり、各メーカーが各々の方法で新作を
アピールしている様が見て取れました。

ブースに設置された巨大なセット。

本物リングが!本物のレスラーたちが
試合していました。

お好きな衣装で写真撮影。
私のカッコイイところを撮って!

特設ステージではダンスの実演が!

商談ベースのショーなので、予約がなけ れば入れないクローズドシアターも多く 見られました。

なんだか見覚えのある球体が...
アッ GDC2010のAGWebレポートに載ってたやつだ!


以上E3視察レポート、いかがだったでしょうか?

今年のE3は目玉となるものが多かったこともあり、各メーカーとも非常に力が入っており
来場者を楽しませるとともに、大きなセールスアピールにもなっていたと思います。
また、アメリカではどのようなゲームが人気なのか?ということを実体験で知ることができたのも
大きな収穫でした。

一例ですが、本当に踊るダンスゲームやバンドを組む音楽ゲームなど、プレイヤーに
疑似体験させる(本格的っぽい)ゲームの人気が垣間見えました。
こんなことをしてみたい、あんなことができたらいいなぁという意外と身近にあるものだけど、
実際にはなかなか実現できない行為 、そういうものがゲームとして手軽にプレイできることがうけて
おり、また対応するデバイスの進化によって、それらのプレイが手軽ながらも、より本格的っぽいものに
なってきているところに人気が集まっていると感じました。
人気が集まるから、より「本格的っぽい」ものが創られ、より「本格的っぽい」ものだからこそ、
さらに人気が集まる。
実現するのは難しいことですが道理だと思います。


また、試遊のため並んでいるときなどに、周りの並んでいる人、通り行く人達を観察したのですが、
にやにやが戻らなくなっちゃっている人の多いこと!いや、その気持ちは分かるよ!
私も多分そうなってた!ああ、この人絶対このゲーム出たら買うだろうなというのが手に取るように
分かってしまいました。え?私ですか?そりゃ買いますよ、だって同じ顔してますからね:)


次のページでは、E3以外のアメリカ視察についてお送りしたいと思います。
視察テーマはズバリ、実録!アメリカ大自然!実録!アメリカ大自然でございます!
大事なことなので二回言っておきました。
では、次のページへずずいと進んでくださいませ。さあ。さあ。