レポート

2012.08.19 gamescom 2012 フランス編・2日目

皆さん、こんにちは。

アクセスゲームズのモーションデザイナーN.Kです。

濃密な時間を過ごした、パリ1日目のレポートはいかがだったでしょうか?

パリという街について少しでもお伝えできていれば幸いです。

 

■2日目■

本日のメインとなるのは、世界最大級の美術館、ルーブル美術館です!

朝イチに入館するために、美術館の入口であるガラス張りのピラミッドへと並びます。


中世の建築のなか、一段と目を引きます。

 

開館まで少し時間があったため、外観を撮影しに行きました。

1日目に食事した「Le Café Marly」がある リシュリュー翼回廊です。

こういった像が外観にずらーっと
並んでいます。



しばらく建築の美しさを堪能しつつ、開館時間になったため、いざ、入館!
オルセー美術館も広々とした空間でしたが、またさらに上回る広さに驚きました。

 

 

大きなピラミッド下は、こんな作り。

中心にはオブジェも。




ルーブル美術館では某携帯ゲーム機+ソフトを、美術館専属の専門家による解説が聞ける

オーディオガイドとして貸し出しているとのことで、多くの方が利用していました。
日本語対応もしているので、視察メンバーも何名かお借りしました。

早速借りてご満悦なSWERY。


 

混んでしまう前に「モナ・リザ」を見に行くぞ!ということで、真っ先に展示されている2階へと目指します。

2階へ行く前に目にしたのは、回廊に並ぶ彫刻の数々!
その中でもひときわ目立つのが、古代ギリシア文明の彫像のひとつ「サモトラケのニケ」。

2階へ続く階段に展示されていますが、このような形で有名な彫像が展示されている様子も見物です。

堂々とした姿は存在感があります。


力強く広げられた翼が優雅。


しばらく道なりに進むと、広い回廊に多くの絵画が展示されています。
両壁に絵画が並んでいので、どちらを見るか迷います・・・。

休憩できるよう、所々に
ソファが設置されています。

 

さて、またしばらく移動し「モナ・リザ」まであと一歩・・・!というところで、

「カナの婚礼」(パオロ・ヴェロネーゼ)が、展示されていました。

 

壁一面に飾られた絵画は、1枚の絵というより壁画のような迫力です。

大きさは、縦6.7m、横9.9m。

ルーブル美術館の中でも、一番の大きさを誇ります。

 

こちらの絵画は聖書のある一場面、キリスト最初の奇跡(聖書では"しるし")が描かれています。

130人もの人々が描かれており、食事をするひと、演奏する人など華やかでとても賑やかです。

オーディオガイドを元に、説明するSWERY。人物と比較しても、非常に大きい様子が窺えます。


そしてついに「モナ・リザ」へ!

他の絵画と違って近くで見ることはできませんでしたが、柔らかく描かれた
僅かにほほ笑んだ女性と、その奥に描かれた風景との調和ががなんとも神秘的で、

様々な人を魅了したのだと、実感しました。



防弾ガラスケースによって
厳重に守られています。

想像よりも小さかったです。

「モナ・リザ」の優しいほほ笑みにさよならをして、次に向かったのは「ナポレオン一世の戴冠式」。

ルーブル美術館の中では、2番目に大きい絵画です。

実際に執り行われた戴冠式を描かれていますが、いくつか脚色されているところがあるそうです。

 


当初はナポレオン自身で戴冠する姿の構図でしたが、

さまざまな理由から妻であるジョゼフィーヌに戴冠する姿に変更したのだとか。

そのことにより、平和的な印象へと変化しました。


 

筆のタッチや色彩、構図など、見た目から学ぶことはありますが、当時の文化や情勢などの

背景を知ることで、また別の観点から見ることができ、新たな発見に繋がることもあります。

「カナの婚礼」さながらの大きさです。

人物の描写が非常に細かいです。



しばらく鑑賞し、美術館内での昼食を取った後、引き続き名だたる絵画や彫刻を観て回ります。

 

見逃せないもののひとつが、「ミロのヴィーナス」。
「サモトラケのニケ」とは違い、力強さよりも美しいラインが印象的です。

また絵画では、「民衆を導く自由の女神」も有名ですね。

 

体の曲線もさながら

筋肉の作りも必見です。

フランス国旗以外にもトリコロールカラーが
使われています。


 

半地階には、13世紀ごろ要塞だったことから、壁や天守閣の一部が残されています。

今ある壮麗な装飾からは感じられない、パリを守るために作られた重厚な造りの要塞。
ルーブル美術館の古い歴史の一部を、垣間見ることができます。

中世から残る要塞跡。


夕方になったところで、鑑賞会は終了。
写真でいくつかご紹介しましたが、この圧倒的なスケールや見事な装飾の数々、
心揺さぶられるような美しい絵画を、写真や言葉でお伝えするのは非常に難しいです。

直接観て「体感する」ことの重要さを実感しました。

 

まだまだ観足りない感じは否めませんが、この後は次の目的地へ移動するため、

しばらくの間、自由時間となりました。

 

貴重な時間をいただいた私が赴いたのは、またもやルーブル美術館!

朝にも外観を撮影したのですが、まだ物足りず、ここぞとばかりに撮影してきました。

街灯ひとつ取っても
芸術的です。

シュリー翼(美術館中央の建物)側から
見たピラミッド。


他のメンバーはというと、街中で散策したり、
凱旋門を訪れたりと、有意義な時間を過ごしました。

 

建物を見るだけでも飽きません。



どっしりとした構えの凱旋門。

日曜日のシャンゼリゼ大通り。


 

自由時間も終わり合流したあと、メトロを乗り換え次に向かったのは、とある細い路地。
坂道が多く、何段あるか分からない階段も登って行きます。

目的地までひたすら歩きます。

ちょっと一休み。

 

ひたすら登り続けた後、たどり着いたのはサクレ・クール聖堂。
ピカソや、ゴッホなども住んでいた、モンマルトルにあります。

モンマルトルの丘に建っています。


聖堂近くまで来ましたが、ここから200Mの急な登り坂があるため、ケーブルカーを利用します。

 

たどり着いたあとの景色は、パリを一望できるほどの眺めです。

また、聖堂の近くのみならず、聖堂前にあるサン・ピエール広場にはたくさんの人が

思い思いに過ごされています。

 

ルーブル美術館やノートルダム
大聖堂も見えます。

芝生の上から景色を見るのも
気持ちよさそうです。


この2日間過ごしたパリを一望できたのは感慨深く、見納めとなってしまうこの景色を、

しばらくの間、眺めていました。


空には青空が見えますが、時刻で言うと午後7時!(サマータイムのため、通常時間でいうと午後6時)

それでも体内時計は空腹を訴えているので、夕食をとることにしました。


様々なレストランやパブが並ぶ中、テラス席のあるパブへ。


フランス料理といえば、エスカルゴ!

ヨーロッパに来たからには食べたい、ムール貝!


ということで、1日目とは違い、代表的な料理を堪能しました。

今夜の夕食も美味しくいただきました!



雰囲気も味わいながらいただきます。


夕食の余韻に浸りながら、ホテルへと帰る予定でしたが、何名かで夜のルーブル美術館へ行ってきました。
ライトアップされた外観も美しく、また違った景色に感動しました。

夜の雰囲気もまた素敵です。

遅い時間でも訪れる人がたくさんいます。

さて、パリ2日目はいかがでしたか?
1日目に引き続き、芸術に浸った一日となりました。

国や地域によって環境や言葉が異なれば、人々の生活やルール、マナーも違ってきます。
そういったことを学ぶことはできますが、土地特有の空気、人柄など身をもって体感しないと
分からないこともあります。
視察にあたって、事前に様々なことについて調べましたが、やはり違っていたことも多数あり、
新たに発見することも非常に多かったです。

フランスで芸術や生活を通して体感したことは、自身になかった視野を広げることができ、
仕事をする上での糧となりました。
モーションデザイナーとして、国ごとの生活や人柄の違いを感じられるように
しぐさや身振りなどを、自分なりに消化し仕事に活かしていきたいです。


以上、gamescom 2012 フランス編でした。
次回はイギリス編をお送りします!乞うご期待!