レポート

2017.06.16 Electronic Entertainment Expo 2017 E3編

皆さん、おはようございます!
アクセスゲームズ、プランナーのR.Oです!

突然ですが、E3をご存じでしょうか?

正式名称はElectronic Entertainment Expoで、ロサンゼルスのコンベンションセンターで約1週間に渡って行われる、世界最大のコンピューターゲーム関連の見本市です。

開催中、全世界のゲームファンが注目している大イベントですね!
流通向けの見本市ということもあり、入場できるのは業界関係者限定とされていましたが、今年から一般公開もされました。
特に事前に行われるメディアカンファレンスでは各社の新作発表もあり、日本から中継を観たという人も多かったのではないでしょうか?
私も去年まではネットでE3会場の様子やカンファレンスの中継を食い入るように見ていました。

今年のE3の来場者数は68400人。一般公開された影響もあり、去年の50300人よりも約35%ほどの増加だそうです。
来年以降も世界中から人が集まるイベントになるのではないでしょうか!

そんなゲーム関係者憧れのE3ですが、今年は私が視察に行かせてもらえることに!
以前から海外のイベント視察に行ってみたいと思っていたので、視察の話を聞いて大興奮でした!

では今回はそんなE3初出張のプランナーR.Oが、今年の見どころを余すことなくお伝えします!!

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10時間もの長時間フライトは今回が初めてで、乗る前から少し不安でしたが、
米とパンという不思議な機内食も美味しく、夕方発だったこともあり機内でぐっすり。
乱気流で飛行機のエンジンが...というゲームや映画でよくあるイベントもなく気づいたらアメリカに着いていました!

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アメリカの空港で食事。
よくわからない物を食べてみよう!と早速ノリノリです。予想以上に激辛でしたが皆大満足。
アメリカではレンタカーでの移動。左ハンドルで右車線と慣れない環境、運転手のI.Hさんは緊張の面持ちでしたね。
一方私は窓から見えるアメリカ映画のような街並みをドキドキしながら眺めていました 笑

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期間中、会場のコンベンションセンター周辺はゲームの広告でいっぱいに!街全体がお祭りのような空気です。
屋外でのイベント会場があったり、見たことがあるキャラクターがいたりと歩いてるだけでもワクワクします。

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会場前~入口付近は長蛇の列!家族連れからご年配の方まで、ゲーム好き大集合!といった感じでしょうか。
会場に着いてまず思ったのが、子供が少ない!!日本のゲームショウだと10代~20代くらいの方が多いイメージですが、会場は一般入場者も含めて30代~40代が多かったように感じます。
映画に出てくるような筋骨隆々のいかつい外国の方が、新作ゲームを目の前にして目をキラキラさせているのがとても印象的でした!

元々一般公開されていないイベントということもあり、コスプレしている人はあまりいませんでした。
よくインターネットで見かけるような外国の方のクオリティの高いコスプレを見たかったなーと少し残念な気持ちも。

会場は、コンベンションセンター西館と南館に別れており、両館有名なゲームメーカーが目白押しです!どこから行くか迷ってしまいますね。
それ以外にも特徴的なのは、かなりの数のミーティングルームが用意されていることではないでしょうか。
元々業界関係者のみ入場できるイベントだったので、ゲームの発表だけではなく各社で商談をする場としての意味合いも強いようです。

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中に入ると日本でもおなじみの大手ゲーム会社のブースがあちこちに!
特にアメリカでも人気の作品が原作になっている対戦格闘ゲームはどこも大人気。
皆、巨大モニターに映し出されるゲームプレイを食い入るように見ています。決着がつくと大歓声です!!
ゲームプレイでヒートアップした海外ゲーマーの熱量に圧倒されました!!

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その他にも、前日までのカンファレンスで紹介された、ここで初めて体験できるタイトルはものすごい人だかりでした!
やはり発表されたばかりの最新タイトルを体験できるチャンスということもあり、業界関係者も一般参加者も殺到していました。
私達も朝から並んでプレイしてきましたが、ど派手なアクション、綺麗な映像、
そしてなにより発表されたばかりのタイトルをプレイしている!という貴重な体験に大興奮でした!

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もちろんVRタイトルも!!
大手ゲームメーカーの人気タイトルがVR対応したこともあり、なかなかの盛況でした。
やはりVRタイトルをプレイしたい人が多いらしく、プレイ待ちの人がかなり多かったです。
プレイしている人もその場で回ったりコントローラを振り回したりと、全身を使ってゲームプレイしていてとても楽しそうでした。

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今回、アプリでゲームプレイやシアターの予約ができるブースがあり、我々もアプリをダウンロードして予約することに。
予約受付時間開始と同時にチャレンジしましたが、アクセスが殺到して一瞬で受け付け終了に...
プレイできなかったので後ろから見てましたが大迫力で面白そう!発売が待ち遠しいです!

残念ながらゲームプレイの予約はできませんでしたが、シアターの予約はできたので最新映像を見てきました。
さすがシアターだけあって、映画並みの演出のトレーラーに一同感激しました。
壮大なストーリーと映像美、静と動をうまく融合したアクションに、同行したメンバーも大興奮でした。

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ドーム状の360°スクリーンや、アトラクション型の体験機等、会場内は見たことのない物がたくさん!!
全世界の開発会社の「新しいものへどんどん取り組んでいこう!」という熱意がヒシヒシと感じられました。
アクセスゲームズもこれまで以上に最新技術へのアンテナを張り、取り入れられる物があれば積極的に活用していきたいですね!

各社の物販コーナーもあり、人気キャラクターのグッズはどこも大行列・・・。
私達もお土産を買いましたが、好きなゲームのグッズが多くてかなり迷ってしまいました。

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西館~南館を繋ぐ通路では移動販売の車両がたくさん!!日本のゲームショウではあまり見ない光景ですね!!
アメリカっぽい車両が並んでいる中、ついつい引き寄せられてしまう車両が...これも日本の萌え文化でしょうか。いいですね!!!!
牛丼やそばといった日本でもおなじみの食べ物も売っていました!

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会場内はとにかく!熱気がすごい!!
E3会場は終始ゲームファンの熱気に包まれていました!

今年のE3では各メーカーともPS4、Xbox One、Switch、PCといった据え置き機向けコンシューマタイトルがほとんどを占めていました。
VRについては去年まではどこのゲームショウでも大々的に展示されていましたが、今年のE3では控えめだったように感じます。
そういえばスマホゲームの展示もほとんど見なかったですね。日本ではスマホゲームの勢いがすごいですが、これも日本と海外の差でしょうか。

ゲームジャンルもE3では格闘ゲーム、FPS、レースゲームが人気で各ブース大きく展示されており、オンライン対戦ゲームの人気の根強さを感じました。

初めてのE3視察でしたが、「このタイトルが海外ではこんなに大人気なの!?」と驚く場面もあり、
ネットの知識だけではなく実際に海外と日本の差を見ることができたのは大きな経験になりました。
会場全体を埋め尽くすゲームファンやクリエイター。そんな彼らのキラキラした目を見て、
これまでももちろんですが、今後もより一層ユーザーが喜んでくれるゲームを作らなきゃな、と思いました。

さて、まだまだ書きたいことはありますが、E3レポートはここまでとなります!
ここからは【市街地視察編】です!

>> 【続き】Electronic Entertainment Expo 2017 ロサンゼルス市街地視察編